枕
枕はそもそも寝る為に作られたのでない?
枕は寝るときに使うもの。あまりに当たり前ですよね。
でも、そもそも枕って寝る為に作られたのではない。
この事をご存知ですか??学校の教科書歴史の資料にも出てくるのですが、
昔の枕は木製で肘掛けのような形状をしております。
実はこれ、【寝ている時に髪型が崩れないようにする為】です。
ですので、そもそも日本の歴史を紐解くと枕は寝る為に作られたのではありません。
日本においても、戦国時代は不意の奇襲に備えて地面に耳をつけて眠ったりしていました。
戦が終わり敵襲の心配がなくなると、高い枕に頭を置いてゆっくり眠ることができたということにも関係しているかもしれません。 それを保護する形で高い枕が普及していたとも考えられます。
では、欧米ではどうなのか?
欧米のホテルや日本の洋式ホテルでも枕が3,4個置いてある事に違和感を感じた事はありませんか?
じつはこれも睡眠の為ではありません。
欧米ではベッドの上で本を読んだりピザを食べたりするシーンが映画でもありますよね。
つまりベッド=リラックスするスペースなのです。その為、ベッドの上に置いてあるのは枕でなくクッションなのです。
日本も欧米も枕の原点は睡眠の為に作られたのではなかったのです。
では、睡眠の為に大切な枕とは何か?
それは人間の姿勢の構造に合った枕になります。
9割の人が枕の高さを間違えている。
睡眠と枕の関係は切っても切りはなせない。
睡眠の質に枕が大きく関係するのは間違いありません。
ですが、【枕難民】という言葉がある程多くの人が自分の骨格に合った枕を見つけられず困っているのが現状です。
また現在の日本ではコンビニで枕が売っている程、枕を求めている人が多くそのニーズは高くなっています。
そして、ほとんどの枕が姿勢がとても悪い人向けに作ってある。
良い姿勢が一番リラックスでき、回復できる姿勢である。
つまり枕は姿勢によって、厚みを変える必要がある。
良い姿勢の人→枕が薄い悪い姿勢の人→枕の暑さが必要
何故、オーダーメイドの枕を作ってもダメな人がいるのか??
れは姿勢が関係あります。姿勢に枕の高さが影響しますがデスクワークが多かった日や休みだった日によって毎日姿勢は変わります。
その日その日の姿勢に合わせて枕を調整する必要があるので、オーダー枕など作成してもその日の姿勢に合わせた調整が大切になります。
休息力UPプログラムでは、常に最高の睡眠を手にする為にセルフで枕の高さを調整する方法をお伝えしております。
肩こりや腰痛は枕が原因
多くの人が5~8時間睡眠時間を寝ていますが、寝ている間はずっと同じ姿勢でいます。
その為歪んだ姿勢でいると体はその状態のまま固まってしまいます。
朝起きた際に歪んだ姿勢だと昼・夜と時間が経過すると重力で姿勢は更に歪んでいき、肩こりや腰痛になります。
つまり、寝ている時の姿勢(朝起きた姿勢)がとても大切になるのです。